【海外失敗談】セブ島で逮捕され牢屋にぶち込まれ学校を退学になった話①

 僕はセブ島で逮捕されました。

リュウ
 ライターのリュウです!
この話は僕の最低で最高な海外失敗談です。
あれから1年以上経ちますが、アホみたいな話なのでお酒でも飲みながらお読みください!笑

そして何かしらの教訓になればと思いますので、犯した失敗を時系列順に見直してみます。

まさに一寸先は闇

事件が起こる5分前に撮影された浮かれた僕

ぼくは昨年の4月からフィリピンのセブ島で3ヶ月の短期留学に行っていました。
セブに到着して1ヶ月がたったある日、急に事件は起こりました。

深夜11時ぐらいだったでしょうか。いつもの仲良いメンバーでホテルのテラスで飲んでいました。
一緒に飲んでたクリロナ(仮名)が「すぐ戻ってくるわ」と言って部屋に戻ったのですが、なかなか帰ってこなかったので、友達のモヒート(仮名)が呼びに行きました。

すると別の友人が自分のところへ来て「上でモヒートがボコられてる!」と言ったのです。

酔っ払ってた僕は頭に血がのぼり、すぐ現場の7階に向かいました。


失敗その1 : 厄介ごとに首を突っ込むな。
酒が入っているのが一番の要因ですが、昔からこの類での失敗が多い。


エレベーターを出ると、大勢のスタッフと野次馬の宿泊客がいたのですが、誰と誰が喧嘩してるかがすぐに分かりました。

モヒートのことを殴っていたのは井上(仮名)という男。
井上とパッと目が合った瞬間に「お前もか!」と怒鳴り向かって来たので、揉み合った末、エレベーターの中で抑えつける形となりました。

その時に井上が暴れた反動でホテルのセキュリティマネージャーを殴ってしまったのです。

そして殴られたマネージャーは馬鹿でかいスパナを持って来て怒鳴り散らかし警察を呼びました。


失敗その2:何があってもセキュリティーマネージャーを守れ。
本来マネージャーが守ってくれるはずですが、彼が殴られてしまったのが一番の失敗でした。


後から訳を聞くと、モヒートが呼びに行ったときクリロナは酔って寝てたらしく、起こそうとした際に寝ていた井上を起こし怒らせてしまったとのことでした。
今思えば本当にくだらない理由ですね。

その後ホテルに警察が来ました。こんな問題は本来警察の出る幕などありませんが、マネージャーを殴ったことで全てが始まりました。

学校のスタッフも駆け付けていて、結果喧嘩を止めた形となった僕とクリロナに言いました。
「とりあえずポリスレポートだけ行ってきて」

僕もネックレスを引き千切られ、首にはティガレックスに引っ掻かれたような傷も出来ていて、当事者っちゃ当事者なので迎えのパトカーに乗ることに。


失敗その3 : 何があってもパトカーに乗るな。
とりあえず乗ったら最後。面倒なことになります。


ポリスレポートとはいわゆる事情聴取です。
深夜0時をとっくに回っていましたが僕らは快諾し、迎えにきていたパトカーに乗ります。
もちろん僕たち2人の他に、当事者であるモヒートと井上を合わせた計4人です。

パトカーは、警察署に行く前に病院寄りました。
そこに入ると深夜にも関わらず大勢の入院患者と診察待ちの現地人が。
僕らはその人たちを割って入り、その群衆の前でアルコール検査を受けました。

ここで皆さんに想像して欲しいのですが、アルコール検査と聞くとどんなものを想像しますか?

おそらくは『息を吐いて呼気中のアルコール濃度を調べる』もしくはどんなに原始的でも『採血をして血中アルコール濃度を調べる』の2択を想像するかと思われます。

流石と言っていいのか分かりませんが、フィリピンは違います。

4人を横に一列に並ばせ、はじめに目をつぶらされます。その後両手を『前ならえ』の体勢にし、そのまま立たせるのです。

…それだけです。

確かに酔っ払っていればその動作はフラつきますが…。
それを15秒ほどやらされます。


成功その1 : うっすら片目を開けていれば真っ直ぐ立てる。
誰でも気づきます。即座に気づきます。試しにやって見てください。


その後再度パトカーに乗らされ、留置場へ向かいました。

留置場に着くと、エントランスの待ち合い席のようなところに全員座り雑談スタイルの事情聴取が始まります。
そこで全員が言い分を言ったり、質問に答えます。


失敗その4 : 誰も英語が喋れない。
非常にまずいことに馬鹿が集まってしまいました。


これは焦った。
その場に学校のスタッフもいなければ、日本語が分かるスタッフはいません。

僕は当時フィリピンに到着して1ヶ月しか経っておらず、元々の英語能力の低さから考えれば大分喋れるようにはなっていましたが、「俺は喧嘩の仲裁に入ったんだよ!俺はあいつのことを殴ってない!止めただけだ!

どう英語で言えば良いのでしょうか。
まるで浮かびませんでした。


失敗その5 : 「I didn’t punch!」を連呼。
僕の精一杯の訴えでした。ほぼ無視されました。


めちゃめちゃ焦りましたが、唯一軽く喋れたモヒートの酔いも冷めてきて、彼が何となくの状況を警察に伝えました。
モヒートのおかげで事情聴取は終盤に差し掛かったのですが、そこに警察を呼んだ張本人であるホテルのセキュリティマネージャーが駆けつけました。

ここでまた問題が発生します。
井上も英語が全然喋れず、セキュリティマネージャーと口論になり、言葉の壁に苛立ったのか彼に中指を立ててしまいます。


失敗その6 : 何があってもセキュリティマネージャーをなだめろ。
今となっては笑い話ですが、あの瞬間は絶望でした。


その火に油を注ぐ行為で、セキュリティーマネージャーの怒りが頂点に達しました。

 

タコ部屋に収監

セキュリティマネージャーがブチ切れた瞬間に覚悟はしましたが、事情聴取は打ち切られ、僕たち4人はそのまま牢屋に入れられてしまいました。

僕たちが収監された部屋は5畳くらいの一室に、二段ベッドとトイレだけがある牢屋でした。

二段ベッドと言ってもマットレスも枕もなく剥き出しの板の状態です
トイレはもちろん丸見えで、便座と呼ばれる部分すらない、バケツの水を汲み手動で水かさを増やして流すタイプのトイレです。

実際に留置された牢屋の写真。楽しそうなポーズは精一杯の抵抗。

想像して見てください。その剥き出しの二段ベッドに男4人ですよ。

さっきまでバチバチに喧嘩してた相手と同じ部屋。
30度を超える熱帯夜で、その牢屋には空調ももちろん無いため、全員上裸。
酒の飲み過ぎで頭が痛く、上裸の男が並んで寝るのは気持ち悪いため、斜めになって寝転がっている状態です。

左にちらっと見えるのが窓。ガラスが割れていていました。

全員ほぼほぼ一睡もできず、僕は喉が渇いて死にそうでした。途中で耐えきれなくなり、警察に水をせびると「No.」の一点張り。
そして携帯をホテルに忘れ、ポケットWi-Fiだけ持ってきてしまうという大失態。

朝になり他の警察官たちも出勤してきて、署内も慌ただしくなり始めます。
担当の警察が僕らの元へ来て、何処かは覚えていませんが、また別の警察署に移されます。

そこでは証明写真を取らされました。
その写真というのは、皆さんご存知のアレです。
よく海外の映画で目にする、自分の名前が書かれたボードを持って、いかにも悪そうな顔で『ガシャーン』とデカいシャッター音が鳴るアレ。

ただしここはフィリピンです。
ペラペラのコピー用紙に手書きで名前が書かれたものを持たされ、それを警察官のスマホで撮影します。笑

一応『正面』『右向き』『左向き』で撮影します。笑
思わず笑ってしまったのを覚えてます。

そんなこんなで警察官とも半日一緒にいるので徐々に打ち解けて行き、水のペットボトルを歩き売りするお兄ちゃんから水を買ってもらいました。
あの時の水は本当に生き返った。。

その後留置場に戻ります。
写真がなくて残念なのですが、このタイミングで食事が出されました。

大皿に米が敷かれていて、錦糸卵のようなものとよくわからん具材たちがひしめき合った日本でいう『ちらし』のようなものでした。
もちろん箸もなく、4人で仲良く手で食えというわけです。

なんか気持ち悪いし、クリロナが一口食べると「めっちゃまずい」と言っていたので他3人は食べませんでしたが、正直腹が空いて死にそうでした…。

リュウ
この話は長くなるので【逮捕編】はここまで!次は【退学編】です!是非読んで見てくださいね!

【海外失敗談】セブ島で逮捕され牢屋にぶち込まれ学校を退学になった話②

 

Twitter @roots_ryu

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です